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「あなたは何を考えているかわからない」と言われたリーダー看護師の話


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誰かのために生きてきたチカラで、
自分も幸せにする未来へ

看護師さんのためのこころのセラピスト
かすみん こと 香住しずく です。

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久しぶりのブログです!
最近はあったかくなって、眠気が増しています…
春って眠いですよね…



今日は「あなたは何を考えているかわからない」と言われた私の話です。




数年前、私は小さな職場で看護部のリーダーをしていました。

自分なりにリーダーという業務を一生懸命頑張っていたつもりなのですが、ある先輩看護師に「あなたは何を考えているかわからない」と言われたんです。

当時のわたしなりに、後輩たちの不安や想いを聞こう、先輩や管理職の方達の想いを聞いて、どうやったらチームがうまく回るか考えないと(炎炎)、と思って行動していたつもりでした。
なので、とてもショックでした。

当時のわたしは、こんなことを考えていました。



みんながついていきたいと思うリーダーでいなければ

みんなの話を聞かなければ

みんなのいいところを活かせるチームにしたい

みんなの不安をできるだけ少なくしたい

みんなが仕事をしやすい場所にしたい

みんなが意見を言いやすい場所にしたい

どうすればみんなが楽しく働けるんだろう

いつも、そんなことを考えていました。

一見、素晴らしいリーダーのようにも見えます。


そして同時に、



(うまくいかないのは)わたしが悪いんだ

(私は能力がないから)もっとやらないと

あの子がリーダーしたほうがよかったんじゃないか

上の人たちはもっと違うことを求めているんだ

自分が足りないことはなにか

そんな気持ちもありました。


大丈夫ですか?
何かしようか?


そう声をかけてくれる仲間たちに「迷惑をかけてはいけない」と感じ「自分の能力がないから、声をかけられているんだ」と思っていました。


いいリーダーさん のように感じられそうな私の思考回路は
「自分を見失う」ことに繋がりました



わたしは努力しないとだめだから、もっとみんなのために動かなければと「自分を否定」しながら「みんなのこと」を考えていました



そうすると、助けよう、チームをよくしよう と後輩や仲間たちが手を差し伸べようとして


「一緒にやります!」
「私もやります!」
「これってこう工夫するのどうですか?」



とかけてくれたこんな声はすべて



「(しずくさんができなさそうだから)一緒にやります!」
「(しずくさんができていないから)私もやります!」
「(しずくさんのやり方が下手だから)こう工夫しませんか?」


こんな風に脳内変換されて、聞こえていました

で、「なにを考えているかわからない」と先輩看護師に言われるようになりました。




みんな を気にして
自分 のことを気にしていない

「こうしよう」と決める自分に自信が持てないんです




「みんながいい方」を選択する

というのは、一見リーダーらしくていいようにも感じられるのですが

「わたし」は実際のところ、何も決めていない…


というよりも



「決められない」


「自分の選択に自信がなかった」のです





みんなの意見を聞くのは大事


たくさんの部分に目を向けて

チームメイトの細かな気持ちに敏感で

メンバー同士の潤滑材のような動きをして

不快を与えないような伝え方を考えて

そういうのはきっと私の強みでもありました



でも

何を考えているかわからない


というのは
私の場合

わたしも自分の気持ちを言葉にしていない
(言葉にできていない)


ということでもありました


自分の決断や選択に自信が持てない私は

みんなのため を想っているつもりが
みんなに伝えられるほど 自分の気持ちを言語化していなかった のです

そして
そこまでしっかりと自分の気持ちをくみ取れていなかった のです

気持ちをくみ取れていなかった

というのは


例えば



私は こういう考えでみんなが働きやすくしたいのだけど

これとこれとこれを 整理しないといけないと思っていて

でも それを達成する方法が思いつかない だからみんなにも知恵を貸してほしい



こんな風に言語化できるほど くみ取れていなかった
相手に伝えられるくらいに言語化できるほど 自分でも 自分の気持ちをくみ取れていなかった

ということだと振り返ります

当時は全くそんなことには気づいていません



まとめるためには
自分の気持ちや考えを言語化することも大切


これは別に看護の世界に限ったことではありません



他者に想いを伝える という 人間関係のすべてにおいても役立ちます


友人に伝える
パートナーに伝える
夫に伝える

「分かってほしい」

そう思うときは

「自分が言語化して伝える」

ことが必要なんです

この言語化はちなみに

申し送りにも
カルテにも
看護サマリーにも

全部に使えます。

・・・


あなたは、自分の気持ちを、自分で、どこまでわかって、周囲の人に伝えられていますか?

全部 我慢 や 言わない選択 で終わらせていませんか?

波風立てたくないし
嫌われたくないし
大ごとにしたいわけじゃないし
私が頑張ればいいだけだし
私にも悪いところあったかもしれないし


そうやって 自分の気持ちを 書き消し続けたとき


いつの間にか 勝手に涙が流れる日がきたり

仕事に行こうとすると具合悪くなったり

彼とすれ違ったり

パートナーに理解してもらえなかったり

仕事以外にも そんな出来事になって現れるんです。


自分の気持ちを言語化する

って大事なんです。


極論、相手には伝えなくてもいいんです。
だって、自分が分かっていれば、伝えることはどのタイミングでもできるし、伝えなくても自信が持てたり、自分の安心感につながることがあるからです。


そういうことの練習も私のセッションではやっていきます。

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看護師さんのためのこころのセラピスト
香住しずく(かすみん)

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